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【元プロ直伝】スノーボードの始め方!初心者でも絶対に失敗しない5つのステップ

スノーボード

こんにちは、すなおです。

「今年こそスノーボードをやってみたい!」 そう思っても、何から準備すればいいのか、どこに行けばいいのか、ハードルが高くて二の足を踏んでしまうことってありますよね。

  • 「道具は何が必要?」
  • 「スキー場はどうやって選ぶの?」
  • 「いきなり行って滑れるものなの?」

そんな不安を解消するために、元プロスノーボーダーであり、現在は一児の父親でもある僕が、初心者の方向けに「これさえ見れば大丈夫」という段取りをまとめました。

スノーボードは準備さえ間違えなければ、最高に楽しいスポーツです。 ぜひこの記事を参考に、ゲレンデデビューを飾ってください!


1. スキー場は「有名なところ」を選ぼう

初めてのスノーボードで、最も多い失敗。それは「友達が教えてくれた穴場スキー場」に行ってしまうことです。

「せっかくなら人が少ない穴場がいい」と思う気持ちはわかります。でも、これが落とし穴なんです。

日本には500以上のスキー場がありますが、いわゆる「人気スキー場」には、人気になるだけの明確な理由があります。

  • アクセスが良い(雪道の運転時間が短い)
  • コース幅が広い(人とぶつかる恐怖感が少ない)
  • 初心者コースが豊富(緩やかな斜面が多い)
  • 設備が綺麗(トイレや休憩所が快適)
  • 食事が美味しい(ゲレ食の充実は重要!)

逆に「穴場」と呼ばれる場所は、空いている代わりに「コースが狭い」「急斜面が多い」「設備が古い」といった、初心者には厳しい条件が揃っていることが多いのです。

まずはGoogleで「〇〇(行きたいエリア) スキー場」と検索し、上位に出てくる有名なスキー場を選んでください。それが一番の近道です。

2. スキー場への交通手段を決める

行き先が決まったら、どうやって行くかを決めましょう。主な手段は以下の4つです。

車で行く

最も自由度が高い方法ですが、スタッドレスタイヤ(またはチェーン)は必須です。 「雪が降ってないから大丈夫だろう」という油断は禁物。山道の天気は変わりやすく、路面凍結の恐れもあります。 まだ道具を持っていない初心者が、いきなりスタッドレスタイヤを買うのはハードルが高いですよね。その場合は以下の方法を検討しましょう。

  • スタッドレス標準装備のレンタカーを借りる
  • 雪道に慣れた友人の車に乗せてもらう(※お礼は忘れずに!)

ツアーバスで行く

「道具の準備もリフト券も全部お任せしたい!」という方にはツアーがおすすめ。 料金はかかりますが、寝ている間にスキー場に着くので一番楽ちんです。

スキー場のシャトルバスを使う

有名なスキー場であれば、最寄駅から無料(または有料)のシャトルバスが出ていることが多いです。これを利用すれば雪道の運転を回避できます。

新幹線で行く(特に関東の方!)

もし関東にお住まいなら、「ガーラ湯沢スキー場」が最強の選択肢になります。 ここは日本で唯一、新幹線の駅とスキーセンターが直結しています。改札を出たらそこはもうゲレンデ。この手軽さは他では味わえません。

3. 道具を準備する(「買うもの」と「借りるもの」)

「全部買わなきゃいけないの?」と不安になる必要はありません。 最初は最低限のものだけ揃えて、高価なものはレンタルするのが賢い選択です。

自分で購入すべきもの(肌に触れる小物類)

これらは衛生面や防寒の観点から、事前に用意しておきましょう。

  • ニット帽
  • ネックウォーマー
  • ウェアの中に着るインナー(防寒着)
  • グローブ(手袋)

レンタルすべきもの

  • スノーボード板
  • ビンディング
  • ブーツ
  • ウェア

【すなお’s Point】レンタルは「道中のショップ」がおすすめ! 多くの人はスキー場でレンタルしますが、僕は「スキー場に行く途中にあるレンタルショップ」をおすすめします。

  • スキー場より料金が安いことが多い
  • しっかり手入れされた、質の良い道具が多い

競合の多い街のショップは企業努力をしているため、コスパが良い傾向にあります。車で行く方はぜひ検討してみてください。

(補足)人から譲ってもらう場合

もし周りにスノーボードを辞めた人がいれば、譲ってもらうのも一つの手です。ただし、必ず対価(お金やお土産など)は払いましょう。 僕もプロ時代、「道具ちょうだい」と言われることが多かったですが、タダで欲しがられるのはあまり気持ちの良いものではありません。親しき仲にも礼儀あり、です。

4. リフト券をお得に購入する

リフト券は、当日窓口で買う以外にもお得な方法があります。

  • 宿泊先で購入する: 提携割引で安く買えることが多いです。
  • 早割券を購入する: シーズン前に販売されるチケット。行く場所が決まっているならこれが最安です。

5. 初めての練習は「スクール」一択

いざゲレンデへ! ここで多くの人が「友達に教えてもらう」という選択をしますが、元プロとしては「スクールに入ること」を強くおすすめします。

  • 友達に教わると…: 友達も自分の滑る時間が減ってしまいますし、感覚で滑っている人は教えるのが難しいものです。最悪、気まずい雰囲気になってしまうことも…。
  • スクールなら…: プロが安全な転び方から丁寧に教えてくれます。上達のスピードが段違いです。

有名なスキー場であれば、初心者向けの無料レッスンを開催しているところもありますよ。


知っておくべき注意点とマナー

最後に、安全に楽しむための注意点です。

  • 準備運動は入念に: スノーボードは全身運動です。そして初心者のうちは、1日に何回も転びます。怪我予防のため、滑る前のストレッチは絶対にやりましょう。
  • リフトからの落下物に注意: スマホや手袋をリフトから落とすと、下のコースを滑っている人に当たる可能性があり大変危険です。また、コース外に落としたら拾いに行くこともできません。
  • コース外滑走は絶対NG: 定められたコースの外は、雪崩や遭難のリスクがあります。もし遭難して救助された場合、多額の捜索費用を請求されることもあります。「ちょっとだけなら」という気持ちが命取りになります。

まとめ

スノーボードは、最初のハードルさえ超えてしまえば、一生の趣味になり得る素晴らしいスポーツです。

  1. 有名なスキー場を選ぶ
  2. 安全な移動手段を確保する
  3. 小物は買い、大物はレンタル(できれば場外ショップで)
  4. 最初はスクールで習う

このポイントを押さえて、ぜひ白銀の世界を楽しんできてください! きっと、「来てよかった!」と思える体験が待っていますよ。

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