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スノボの車代・交通費はどうする?友達の車に乗せてもらう時の「正解」とマナー【割り勘?おごり?】

スノーボード

こんにちは、すなおです。

冬本番!スノーボードの季節がやってきましたね。 僕も以前は毎週のように雪山に通っていましたが、2025年の6月に息子が生まれてからは、育児の合間を縫っての参加になりそうです(生後半年の息子、可愛すぎて雪山より癒やし効果があるかもしれませんが…笑)。

さて、今回はスノーボードに行く際の「永遠のテーマ」について書きたいと思います。

それは、「車を出してもらう時の交通費、どう払うのが正解なのか問題」です。

  • 友達の車に乗せてもらうことになったけど、いくら払えばいい?
  • ガソリン代だけでいいの?高速代は?
  • 運転してくれてるんだから、もっと出した方がいい?
  • 逆に、自分が車を出す時は請求していいの?

これ、仲の良い友達だからこそ、なぁなぁになりがちだったり、逆に聞きづらかったりしますよね。でも、ここを適当に済ませてしまうと、後々モヤモヤしたり、最悪の場合「もうあいつとは行きたくないな」なんて思われてしまうことも…。

今回は、僕の経験談や「こうすればお互い気持ちよく過ごせるよ」という基準を、「乗せてもらう側(同乗者)」と「乗せていく側(運転手)」の両方の視点でまとめてみました。

これを読めば、今シーズンの相乗り問題は解決です!


【乗せてもらう側】関係性別・お金の払い方の目安

まず、あなたが「友達の車に乗せてもらう側」だった場合の話です。 結論から言うと、「相手との関係性」と「相手のレベル(スノボ頻度)」によって、ベストな振る舞いは変わります。

僕の中での基準は以下の2パターンです。

1. 初心者が「いつも行っている人」に乗せてもらう場合

あなたがスノボ初心者で、普段から頻繁に滑りに行っている慣れた人の車に乗せてもらうパターン。 この場合、僕の提案する目安は「ランチ代をおごる」です。

これには理由があります。 頻繁に滑りに行っている人は、「あなたが一緒に行かなくても、どうせ一人でも行く」というスタンスであることが多いからです。

もともと行く予定だった場所に、あなたがついでに乗せてもらうという構図。この場合、ガチガチに「ガソリン代がいくらで、高速代がいくらで…」と計算して割り勘にする必要までは、必ずしもないかなと思います(もちろん、相手から請求されたら払うべきですが)。

その代わり、感謝の気持ちとして:

  • 「お昼ご飯、出すよ!」と言って、ゲレ食(スキー場のランチ)をご馳走する。
  • 帰りの夕飯代を持つ。
  • コンビニでのコーヒーやお菓子を積極的に買う。

これくらいで十分気持ちは伝わりますし、運転手側も「いいよいいよ」と言いつつ、悪い気はしないはずです。関係性が近くて、それが許される雰囲気なら、このスタイルが一番スマートで角が立ちません。

2. 同レベルの友達同士で行く場合

次に、お互いそこそこ滑れる者同士や、同じくらいのレベル感で「よし、一緒に行こうぜ!」と計画して行く場合。 この場合は、きっちり「割り勘」が基本です。

行き帰りの高速代、ガソリン代を計算して、人数で割る。これがフェアです。

おすすめの計算・支払いの流れ

あまり細かすぎる計算(1円単位など)は面倒がられることもありますが、ざっくりしすぎるのもトラブルの元。僕が思う「スマートな割り勘」の手順はこんな感じです。

  1. 行きの高速代: ETCカードを渡せるなら渡して払ってもらう、または金額を控えておく。
  2. ガソリン代: 走行距離 × リッター単価で計算する。
    • (例)往復400km × ガソリン代160円 ÷ 車の燃費(リッター10kmなど)
  3. 清算時: 計算して出た金額の「端数は切り上げる」

ここ、「端数の切り上げ」が超重要です!テストに出ます!

例えば、計算上の1人あたりの負担額が 3,800円 だったとします。 ここで「じゃあ3,800円ね」と渡すのではなく、「4,000円」、あるいは「5,000円」渡してしまうのが、できる同乗者です。

なぜなら、運転手には「見えないコスト」がかかっているからです。


忘れてはいけない「運転手へのリスペクト」

お金の話をする前に、運転手が負担している「お金以外のコスト」について想像したことはありますか? ここを理解しているかどうかで、あなたの支払う金額への納得感や、渡す時の態度が変わってきます。

運転手は、単に車を出しているだけではありません。

  • 命を預かる責任: 雪道の運転は本当に神経を使います。
  • 肉体的な疲労: スノボで疲れた後の帰りの運転、本当に眠いししんどいです。
  • 車の消耗・維持費: スキー場への道は塩カル(凍結防止剤)で車が錆びやすくなります。
  • 装備への投資: 高いスタッドレスタイヤを履き、キャリアを積み…準備にお金がかかっています。

さらに言えば、あなたの家まで迎えに行ったり送ったりする手間もかかっています。 いわば、運転手は「高付加価値の移動サービス」を提供してくれているわけです。

そう考えると、割り勘の計算で出た金額を「切り下げ」たり「きっちり」払うのではなく、「運転お疲れ様代」として多めに(切り上げて)渡すのが、人としてのマナーであり、粋な計らいだと僕は思います。

もし金銭的に余裕があるなら、多めに払った上で、さらにランチをご馳走してもいいくらいです。 「お金」は、感謝の気持ちを一番わかりやすく伝えられるツールです。ここでケチって関係を悪くするより、気持ちよく払って「また乗せてってよ!」と言える関係を作るほうが、長い目で見れば絶対にお得です。


【乗せていく側】ドライバーとしての心得

ここまでは「乗せてもらう側」の話でしたが、逆に僕のように「よく車を出す側」の視点も少し書いておきます。

僕個人のスタンスとしては、 「基本的に、自分から交通費は請求しない」 というふうにしています(あくまで僕の場合ですが)。

理由は最初のほうにも書きましたが、「どうせ自分一人でも行くから」です。 誰かを乗せたからといって、僕がかかる高速代やガソリン代が劇的に増えるわけではありません(厳密には燃費や重量が変わりますが、誤差の範囲です)。

特に相手が初心者の場合、相場の感覚もわからないでしょうし、悪気なく「払う」という発想に至らないこともあります。そこで「金払えよ」とモヤモヤするくらいなら、最初から「タダで乗せてあげるつもり」でいたほうが精神衛生上良いです。

「出世払い」でいいじゃないか

もし、相手がお金を払おうとしなかったとしても、「あいつはケチだ」と即断するのはちょっと待ちましょう。 もしかしたら、今回は気が回らなかっただけかもしれない。

長い人生、友達関係は「Win-Win(ウィンウィン)」で回っていけばいいと僕は思っています。

今回は僕が車を出した。でも、別の機会にその友達が美味しいご飯をご馳走してくれるかもしれない。面白い漫画を貸してくれるかもしれない。あるいは、単に一緒にいて楽しい時間を提供してくれただけで、プライスレスな価値があるかもしれない。

そんなふうに広い心で構えていれば、イライラすることもありません。 もちろん、相手から「払うよ」と言ってくれたら、その時はありがたく頂戴します(笑)。

とはいえ、無理は禁物

ただし、これは「自分に金銭的・精神的な余裕がある時」の話です。 もしあなたがお金に余裕がないなら、無理してカッコつける必要はありません。

「今月ちょっとピンチだから、交通費割り勘でもいい?」

と、出発前や帰りの車内で正直に伝えましょう。 変に我慢して、後から「あいつ、金払わなかったな…」と根に持つのが一番良くないです。 それに、現金で割り勘してもらったほうが、ランチをおごってもらうより実入りが大きいですからね(切実)。


まとめ:大切なのは「思いやり」と「想像力」

長々と書きましたが、結論としては「相手との関係性による」に尽きます。 ですが、あえてまとめるとすれば、僕の推奨するガイドラインは以下の通りです。

  1. 【初心者・後輩】:ランチ代やおやつ代で感謝を示す。「乗せてくれてありがとう」を態度で示す。
  2. 【同レベル・友人】:基本は割り勘。ただし計算額の端数は「切り上げ」て渡す。運転の労力をねぎらう。
  3. 【運転手側】:見返りを求めすぎない。貰えたらラッキー、基本はGiveの精神で。

スノーボードは、非日常を楽しむ最高のアクティビティです。 せっかくの楽しい1日が、数千円のお金のやり取りで台無しになるのは本当にもったいない。

友達や恋人と険悪にならないように。 そして、来週も再来週も「また一緒に行こうぜ!」と笑って言えるように。

乗せてもらう人は「感謝」を、乗せる人は「寛容」を持って、雪山に向かいましょう。 雪道はくれぐれも安全運転で!

それでは、よいスノーライフを!

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