こんにちは!「おどるサボテン」運営者のすなおです。
僕は元プロスノーボーダーとして活動していましたが、22歳ごろからはスケートボードにものめり込み、今では一人のパパスケーターとして日々「限られた時間でいかに楽しく滑るか」を追求しています。
スケボーを始めようとして、最初にぶつかる壁。それが「どのトラックを選べばいいのか分からない問題」ではないでしょうか。
デッキ(板)は見た目で選べますが、トラックはどれも似たような金属の塊。しかし、実はこのパーツこそがスケボーの「乗り心地」や「上達スピード」を左右する最も重要なパーツなんです。
今回は、まず覚えておいてほしい主要3社 Independent / Venture / Thunder の違いを中心に、初心者の方が絶対に失敗しないトラックの選び方を徹底解説します。
1. トラックは「相当長く使える」重要な相棒
まず最初に伝えたいのは、「トラックだけは、最初から良いブランドのものを選んでほしい」ということです。
デッキは木でできているので、滑っていれば削れたり折れたりする消耗品です。しかし、トラックは頑丈な金属製。
「一生モノ」とまでは言いませんが、僕自身の経験でも、毎日数時間ガッツリ滑っていた時期ですら、交換するのは年に1回あるかないかでした。初心者のうちであれば、1つのトラックと数年付き合うことだって珍しくありません。
「最初は安いセットでいいや」と思いがちですが、粗悪なトラックは重すぎたり、全く曲がらなかったりと、上達を妨げる原因になります。相当長く使えるパーツだからこそ、最初から信頼できるブランドに投資するのが、結果として最もコスパが良いんです。
2. まずは主要な「3社」を覚えよう
スケボートラックの世界には、世界中のスケーターから圧倒的な信頼を得ている「3大ブランド」が存在します。基本的には、まずこの3社を覚えておけば間違いありません。
- Independent(インディペンデント)
- Venture(ベンチャー)
- Thunder(サンダー)
さらにこだわりたい方向けに、最近注目の Ace Truck(エーストラック) や定番の Royal(ロイヤル)、遊び心のある Krux(クルックス) などもありますが、まずはこの3大ブランドから自分に合うものを見つけるのが王道です。
3. Independent / Venture / Thunder、あなたにはどれが合う?
この3社はそれぞれ性格が異なります。自分のやりたいスタイルに合わせて選ぶのが正解です。
Independent:操作性と「曲がり」を求めるならこれ
Independent の最大の特徴は、その「操作性」にあります。
体重をかけた時にググッと深く曲がってくれるので、ランプやボウルといったR面(曲面)を滑る時や、街中をスイスイ流したい時に最高に気持ちいいトラックです。「自分の意思で板をコントロールしている感覚」を強く味わいたい人向けです。
Venture:圧倒的な「安定感」で基礎を固めるならこれ
一方で Venture の特徴は、「安定性」です。
Independent に比べると曲がり方は緩やかですが、その分、直進安定性が高く、フラット(平地)での練習に最適です。オーリー(ジャンプ)の練習をする時、板がグラグラしにくいので、しっかり足元を固めて練習したい初心者の方には Venture が非常におすすめです。
Thunder:操作性と安定性を兼ね備えた「中間」の存在
そして Thunder は、いわば Independent と Venture の中間のような立ち位置 です。
Independent ほどの深い曲がりはないものの、Venture よりもクイックに反応してくれる。この絶妙なバランスが Thunder の魅力です。また、3社の中でも比較的軽量なモデルが多く、反応の良さを重視するスケーターに愛されています。「曲がりやすさも安定感も、どちらも捨てがたい」という方にぴったりな、バランスの取れた選択肢です。
4. 素材の違い:TitaniumやHollow(中空)などの軽量モデルは必要?
各ブランドには、通常のスタンダードモデルの他に、上位モデルが存在します。
- Titanium(チタニウム):最も軽く、最も高価。
- Hollow(ホロウ):キングピンやアクスルシャフトが中空になっており、軽い。
「軽いほうがジャンプしやすいのでは?」と思うかもしれませんが、初心者のうちはスタンダードモデルで十分です。
実は、トラックにある程度の重さがあることで、板が安定しやすくなるというメリットもあります。チタニウムなどの恩恵を感じられるようになるのは、もっと上達してからでも遅くありません。
5. 【最重要】デッキとトラックの「サイズ」を合わせよう
ブランドが決まったら、次はサイズ選びです。主流のデッキサイズである「8.0インチ」と「8.25インチ」に合わせた推奨サイズをまとめました。
| デッキサイズ | Independent | Venture | Thunder |
| 8.0 inch | 139 | 5.2 | 147 |
| 8.25 inch | 144 | 5.6 | 148 |
ネットショップなどで購入する際は、この数字を必ずチェックしてください。
6. まとめ:自分に合ったトラックで最高のスケボー体験を
トラック選びは、これからのスケボーライフを左右する大切な決断です。
- ターンの操作性を楽しみたい ➡ Independent
- フラットで安定して練習したい ➡ Venture
- どちらの良さもバランスよく欲しい ➡ Thunder
どれを選んでも、世界中のスケーターに愛されている一流ブランドです。
僕も元プロスノーボーダーとして、道具が上達に与える影響の大きさを身をもって知っています。良い道具は、あなたの「もっと滑りたい!」という気持ちを後押ししてくれます。
ぜひ、お気に入りのトラックを手に入れて、パークや街へ繰り出しましょう!



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