はじめに:なぜパパは一人で連れ出すのを怖がるのか?
「一人で子供を連れて外出する」ことに高いハードルを感じているパパは多いはずです。 「ギャン泣きしたらどうしよう」「おむつを漏らしたら……」 そんな不安を解消し、むしろ散歩を「自分の自由時間を生み出す最強の戦略」に変える、僕なりの仕組みとマインドセットをお話しします。
1. 準備を「定番化」すれば、外出は怖くない
世のパパが一人での外出を躊躇するのは、単に「準備」と「トラブルへの対応力」に自信がないからです。
僕は、愛用しているグレゴリーのバックパック「スケッチ30」に、常におむつ・おしりふき・ミルクのセットを常備しています。 ※夏場の車内温度は危険なので、車に置くのではなく「カバンに入れて家から持ち出す」のが僕のルールです。
「これを掴めば、1分で家を出られる」という状態を作ること。それが外出の心理的ハードルを下げる第一歩です。
2. 1,000円の「投資」で、圧倒的な安心感を買う
僕が散歩に行くとき、常に心に置いているのは「最悪、タクシーで帰ればいい」という考え方です。
外出先で子供が泣き止まない、想定外のトラブルが起きた……そうなったら、無理せずワンメーター程度のタクシーを拾って帰ればいいだけです。実際、これまで何度も散歩に行っていますが、タクシーを使ったことは一度もありません。
でも、「1,000円払えば解決する」という保険を心にかけておくだけで、外出への恐怖は驚くほど消え去ります。これは、自分の安心感を買うための、最も効率的な「投資」だと言えます。
3. 「自分の自由」を買うために、あえて仕事を増やす
ここが一番伝えたい、僕の人生哲学です。 「妻がせかせか家事をしているのに、自分だけ遊びに行きづらい……」と悩むパパ。それは、自分が主体的(メイン)に育児をやっていないから感じる「後ろめたさ」の表れです。
二人で育児をしている以上、どちらかが忙しいなら、もう一人がそれを手伝うのは当然のこと。 自ら進んで子供を連れ出し、妻に「一人の休憩時間」をプレゼントする。買い物も、料理も、全部自分がやる。
そうして家庭内での信頼を勝ち取っているからこそ、趣味のスケボーやスノボに行く時も、妻は快く送り出してくれます。 自分の自由を確保するために、家庭での仕事を増やす。一見矛盾しているようですが、これが後ろめたさをゼロにする唯一の正攻法です。
4. 散歩は「負荷付きの運動」であり、最高の癒やし
抱っこ紐での散歩は、子供の体重がそのまま心地よい負荷になる「ウェイトトレーニング」のような側面もあります。ベビーカーでもしっかり歩けば立派な運動になりますが、僕は子供との距離がより近くに感じられる抱っこ紐の方が好きです。
人がいない場所では、「お花が綺麗だね」「今日はちょっと寒いね」と語りかけたり、小声で鼻歌を歌ってあげたり。この密着感とコミュニケーションは、抱っこ紐ならではの贅沢な時間です。
とはいえ、長時間抱っこして歩くのは体力を使います。だからこそ、僕はパパの体にフィットし、重さを分散してくれる「自分専用のギア」にこだわりました。僕が愛用しているのは、サイベックスの「COYA(コア)キャリア」です。
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このキャリアは腰ベルトが強力で、階段や坂道でも機動力を損ないません。納得できる道具があるからこそ、散歩が「義務」ではなく「楽しいアクティビティ」に変わります。
「パパが一人で子供を連れ出す」ことは、ママに休憩をプレゼントし、子供に刺激を与え、パパ自身の運動不足も解消できる。まさに、誰も損をしない「三方よし」の習慣です。
まとめ:まずは「近所の5分」から、自分と家族をアップデートしよう
「一人で連れ出す」ことは、最初は確かに勇気がいります。でも、それはパパとしての自信を深め、夫婦の絆を強くし、何より自分の「自由」を堂々と手に入れるための、最高にクリエイティブな挑戦です。
もし不安なら、まずは家の周りを5分抱っこして歩くだけでも十分。 慣れてきたら、お気に入りのバックパックに「安心」を詰め込んで、少しだけ遠くへ。
育児休業からの復職後も、この「連れ出しスキル」があれば、平日の夜や休日の家庭の空気はもっと軽やかになるはずです。 パパが外の空気を吸いに行くことは、家族全員が笑って過ごすための、立派な「仕事」なのですから。




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