「スケボーを始めたい!」と思ってショップに行くと、まず目に入るのはカッコいいデザインの「デッキ(板)」ですよね。でも、その影に隠れた超重要パーツがあるのをご存知ですか?
それが、デッキの表面に貼るヤスリのようなシート、「デッキテープ」です。
スノーボードはバインディングで足を固定しますが、スケボーはこのテープの摩擦(グリップ)だけで足をコントロールします。元プロスノーボーダーの僕から見ても、この「足元の感覚」はスケボー上達においてめちゃくちゃ重要です。
とはいえ、初心者がカタログを見ても「ブランドが多すぎて何が違うのかさっぱり……」と手が止まってしまうのも事実。
今回は、22歳からスケボーにどっぷりハマった僕が、実体験をもとに「最初の1枚はどう選ぶべきか」について、忖度なしの結論をお伝えします。
1. 最初の結論:デッキテープは「なんでもいい」!
いきなり身も蓋もないことを言いますが、最初のデッキテープは何を選んでも正解です。
なぜなら、初心者のうちはブランドごとの「粗さ」や「食いつき」の違いを体感できるほど足裏の感覚が繊細ではないからです。それよりも、まずは道具を揃えて、一秒でも早くプッシュ(板を漕ぐこと)を練習する方が100倍大切です。
ショップの「無料サービス」が最強
もしスケボーショップでデッキを購入して、「デッキテープ無料サービス」があるなら、迷わずそれをお願いしましょう。
無料といっても、多くのショップでは「Jessup(ジェサップ)」という世界中のプロも愛用する超定番ブランドを使っています。粗すぎず、服や靴を傷めにくいバランスの取れた名作なので、初心者がここからスタートするのは「王道中の王道」と言えます。
2. デッキテープ選びで迷った時の3つの基準
「無料サービスがない」「せっかくなら自分で選びたい」という方のために、判断基準を整理しました。
① 「無地」はコスパとシンプルさの象徴
一番安く済ませたいなら、間違いなく「無地(黒)」です。 シンプル・イズ・ベスト。どんなデザインのデッキにも馴染みますし、何より「道具を使い倒している感」が出て玄人っぽく見えます。
② 「デザイン入り」でモチベーションを爆上げする
「好きなブランドのロゴが入っている」「派手なグラフィックが描いてある」 そんなデッキテープを選ぶのも大アリです。
スケボーはメンタルが重要なスポーツ。仕事や育児(僕も絶賛奮闘中です!)の合間を縫って滑る時、お気に入りのギアが目に入るだけで「よし、今日も頑張ろう」と思えるなら、それは数百円の差額以上の価値があります。
③ ブランドによる「粗さ」の違い(知識として)
一応、有名なブランドの特徴も触れておきますね。
- Jessup(ジェサップ):薄くて貼りやすく、グリップは標準的。
- Mob Grip(モブグリップ):グリップが強く、靴にガッチリ食いつく。
- Grizzly(グリズリー):可愛いくまのロゴが人気。グリップは強め。
でも、繰り返しますが、最初はこれらを気にする必要はありません。「見た目が好きか」「予算に合うか」で決めてOKです。
3. 【超重要】貼り付けは絶対に「プロ」に任せること!
ここがこの記事で一番伝えたいポイントです。
デッキテープ単体で購入した場合でも、貼り付けはショップの店員さんにお願いするか、通販なら「貼り付けサービス」を利用しましょう。
理由は単純。初心者が自分で貼ると、高確率で失敗するからです。
- 大きな気泡が入ってボコボコになる
- 縁(エッジ)のカットがガタガタになる
- 斜めにズレて貼り直しがきかなくなる
せっかくの新品のデッキが、テープの貼り方一つで「残念な見た目」になってしまうと、モチベーションはガタ落ちします。店員さんの鮮やかなカッター捌きは、見ているだけでも勉強になりますよ。
すなおのアドバイス: 自分で貼る練習をするのは、2枚目、3枚目のデッキを新調する時で十分です。まずは「完璧にセットアップされた状態」で滑り出すことを優先しましょう。
4. スケボーは「効率よく」始めよう
僕は今、育休を終えてサラリーマンに戻り、限られた時間の中で育児とブログ、そしてスケボーを楽しんでいます。
初心者のうちは、道具選びで迷う時間は最小限にしたいもの。デッキテープ選びで立ち止まるくらいなら、定番の無地をサッと貼ってもらって、外に飛び出しましょう!
スノーボードを長年やってきた僕でも、スケボーの「板を弾く感覚」には最初苦労しました。でも、その難しさが最高に面白いんです。
まとめ:迷っているあなたへ
- 最初は「無料」や「一番安い無地」で全く問題なし!
- テンションを上げたいなら「デザイン入り」を選ぼう。
- 失敗を防ぐため、貼り付けはプロに任せる。
デッキテープは消耗品です。練習してボロボロになったら、その時に「次はもっとグリップが強いやつにしようかな」と悩めばいいんです。
まずはその一歩を踏み出してみませんか?



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